俳優女優オーディション

俳優事務所の大和プロは、警察から2度 感謝状を受領

大手事務所以外で2度は珍しい

俳優女優オーディション|警察から感謝状の事務所オーディション
ドラマ「相棒」18年間出演

俳優女優オーディションと業界情報

フリーの俳優女優さんや俳優女優を目指す方へ

フリーと事務所の違い

大手が制作する映画やドラマなどにセリフ付きの役で出演し、現場で爪痕を残せば人気俳優の道へ近づきます。しかしフリーの方には大きな案件が届きにくいはず。それはフリーとは取引しない制作会社が多い為です。

 

事務所を選ぶ

所属する事務所を選ぶ時、業界知識があれば自分に合った事務所を見つけやすいはず。このページでは当社のオーディション情報だけでなく、俳優女優さんが事務所選びに役立ちそうな業界情報も掲載します。

 

え?事務所の人間が業界の事を書くの?

書いた方が当社の運営方針をご理解いただけそうな気がします。それと、このページを見つけてくれた方にメリットがあれば幸いです。

 

大和プロの岡山(俳優事務所の運営歴13年)

俳優女優オーディション|警察から感謝状の事務所オーディション
岡山 免許証画像

ここからは女優も俳優と記載します

目次

・業界情報 フリーとの違い編

・業界情報 制作会社編

・業界情報 事務所編

・業界情報 マネージャー編

・業界情報 俳優編

・業界情報 比較編

・大和プロの運営方針 3つの特長

このページの制作会社とは、キャスティング担当者の事です。 

 

業界情報 フリーとの違い編

フリーと事務所の長所短所

「フリーの長所」

・出演料の全額が自分のものになる。

・事務所から制約を受けない。

 

「フリーの短所」

・トラブル発生時に自分で解決が必要。

・フリーと取引しない制作会社が多い。

例えばメジャー映画や連ドラのオーディション(エキストラ以外)に声がかからない可能性があります。

 

「事務所の長所」

・事務所が宣伝してくれる可能性がある。

・トラブル対応やトラブル抑止効果がある。

・フリーでは声がかからない案件がある。

 

「事務所の短所」

・出演料を事務所と分配する必要がある。

・事務所のルールに従う必要がある。

例えば事務所経由以外の案件に応募したくても、事務所が許可しない可能性があります。これは事務所の方針によります。

 

■ネット公募案件と事務所案件の違い

ネット公募は自主制作やエキストラなどのオーディション案件が多く、事務所には大手が制作する映画 ドラマ CM 企業映像などのオーディション案件があります。また公募案件の中には怪しいものもあります。例えばネットに映画オーディションと掲載し、面接時に高額レッスンを勧誘する手口、いわゆるひっかけ商法で逮捕された主催者もいます。

政府広報オンラインでは「不安なことがあれば消費生活センターにご相談を」と呼び掛けています。この機関は無料で相手と交渉し、事務所やアカデミーとのトラブルにも対応してくれます。 

業界情報 制作会社編

■制作会社が出演者を探す方法は?

俳優がこれを知れば事務所に求めることが見えてきます。

①人気俳優の中から探す

②過去に起用した俳優の中から探す

③演技力がわかる俳優の中から探す

④関係者からの推薦

⑤ネットを検索して探す

⑥知合いのマネージャーにオーディション情報を送る

⑦取引事務所にオーディション情報を送る

⑧ネットで公募

 

フリーの方は驚くかも知れませんが、大手が制作する映画やドラマは①~⑤だけで決める作品が多く、セリフ付きの役の9割はそうだと思います。例えばヒーローやヒロイン役だけオーディションをして、それ以外の役はオーディションをしない作品があり、全ての役を募集しない作品もあります。

「募集しない理由」

・人気俳優以外に起用するセリフ付きの役が少ない

・納期の問題

・労力の問題

・情報漏洩リスクの問題

連ドラは今週ゲスト出演者を決めて、来週撮影することがありますが、例えばマネージャーにオーディション情報を送り、候補者の提出を一定期間待ち、書類選考、面接となれば時間と労力がかかります。しかも募集しても役に合う俳優が見つかるとは限りません。だから①~⑤で決めたいわけです。見つかりそうにない時や候補者を多数集めたい時に募集しますが、その際でも面接をせずに映像資料だけで判断する場合があります。尚、CMは⑥⑦も多く、自主制作とエキストラは⑧も多いです。

 

「③の演技力がわかる俳優とは?」

直接演技を見たり、映像資料で演技を見た俳優です。セリフ付きの出演者を選ぶ際、どんな声か、どんな演技ができるか不明な俳優は起用できない為です。

  

「⑤のネットで発見してもらう方法は?」

SNSなど方法は色々ありますが、即効性があるのはキーワード検索です。SEO対策と呼ばれますが、例えば制作会社が沖縄弁を話せる男性俳優を探す時は、キーワード検索で「沖縄県出身男性俳優」と入力して検索するかもしれません。その時に上位10番目ぐらい迄に表示される俳優は、制作会社が俳優掲載サイトを閲覧する可能性があります。ちなみに事務所を探す時は「俳優事務所」と入力して検索するかもしれません。※ネットを活用した方法の長所短所は「比較編 宣伝方法」に掲載

 

★ネットで発見してもらった後は?

演技力を知ってもらう必要があります。面接をしない作品が多いのと、今探しているという事は今知りたいでしょうから、それにはHPの俳優詳細ページに俳優の演技力がわかる映像資料を掲載するのが有効です。声優事務所のHPに声優のボイスサンプルを掲載しているのと同じ理屈です。※どんな映像資料が効果的かは「俳優編」に掲載

   

■制作会社が俳優を評価する方法は?

「実績 ルックス 演技力 人間性」の総合評価で判断します。出演者を探している時は登場人物の適性が重要で、例えば関西弁を話す気の強い役の出演者を探していれば、気が強そうに見えるルックスで気が強い演技ができる関西出身の俳優は有利です。

 

■エキストラ芸歴数は実績評価に影響する?

ある人気男性俳優さんが「若い頃にエキストラを2年間やり続けたがダメだった」と番組で語っていたので、実績評価に影響しないでしょう。ちなみにこの俳優さんはその後、事務所に所属してから大きな仕事ができるようになったそうです。※ご本人の許可なく公表できない為、名前は控えます。

 

■演技力の評価基準は?

登場人物や台本シーンを魅力的に表現できるか、対応力、ミスが少ないかで評価されます。

ミスにはセリフ間違い、ト書きや人物心理の勘違いなどがありますが、例えばセリフひとこと違いでも許されない現場がたくさんあります。※ミスの事例は「大和プロ 3つの特長」に掲載

ちなみに俳優は一生勉強と聞きますが、人気が出てからでも米国の演技スタジオに通ったり、自宅に講師を招いた方もいます。

 業界情報 事務所編 

■事務所は所属者全員を宣伝するの?

多くの事務所は一部の俳優しか宣伝できないはずです。その理由は3つ。

1.人気俳優以外は出演料が高くない為、労力に見合わない。

2.有料レッスン生は1年ほどで退所する人が多いので、宣伝を躊躇する。

3.事務所が俳優の商品価値を過小評価。

※事務所HPに掲載されない俳優は、たぶん宣伝対象外です。

だから一部の俳優以外はオーディション案件が送られてくるだけになります。

 

「オーディション案件だけではダメなの?」

ダメではないですが、喜べない理由が2つあります。

1.大手が制作する映画やドラマは非公開で出演者を探すことが多い為、宣伝しなければ制作会社が自分の存在に気付かない。

2.オーディション案件は合格率が悪い。

例えばオーディションに200人応募者がいれば合格率は1/200。 イケメン俳優として大人気の俳優さんが「オーディションは何百千回落ちた。(今の活躍は)ある監督との出会いが大きかった」と番組で語っていました。

 

■エキストラ案件が得意な事務所は多いの?

当社の所属俳優に聞いただけでも数十社ありましたので、多いかもしれません。ちなみにドラマのクレジットにはエキストラ出演者は掲載されず、エキストラのキャスティングをした事務所名が掲載されます。 逆にキャスト出演の場合は俳優名が掲載され、事務所名は掲載されません。

 

大友啓史監督「宝島」 上原(大和プロ) 撮影現場の控室

業界情報 マネージャー編

◼️マネージャーが俳優に努力すべきことは?

・仕事を提供する

・宣伝する

・安全確保(トラブル防止)

・俳優の商品力を上げる

・芸能を楽しんでもらう

・やりたい事など話しやすい環境を作る

・人気俳優になってもらう

などです。商品力を上げるとは「実績 ルックス 演技力 人間性」磨きの協力です。

ある人気脚本家さんがブログで「十分に実力があり、面白いものが書ける人が放置されたままになることはない。誰かが実力を発見してプロデューサーが声をかけてくれる」とコメント。だからマネージャーは俳優の商品力を上げる必要があります。

 

■マネージャーが制作会社に努力すべきことは?

制作会社が出演者を探す方法を基に説明します。

①人気俳優の中から探す

②過去に起用した俳優の中から探す

③演技力がわかる俳優の中から探す

④関係者からの推薦

⑤ネットを検索して探す

⑥知合いのマネージャーにオーディション情報を送る

⑦取引事務所にオーディション情報を送る

⑧ネットで公募

 

②は俳優が現場で爪痕を残せばチャンスです。

③④は訪問やメールなどを活用して俳優の存在を知らせ、演技を見てもらう努力が必要です。

⑤は事務所のHP担当者が努力すべきことです。

⑥は制作会社と関係を築く努力と新規開拓です。

⑦の情報は社内のマネージャー全員が共有できるとは限りません。例えばレッスン生だけ担当すれば、エキストラ案件のみかもしれません。

いずれにしてもマネージャーや事務所は、

・俳優の存在を知ってもらう

・関心を持ってもらう

・演技を見てもらう

・検討する役に一番適していると思ってもらう

などの努力が必要です。

そして出演作を見た関係者やお客さんに高い評価を得れば、更に仕事が増えます。例えば小さい事務所の女性俳優さんが端役で出演したドラマを大物俳優さんがたまたま視聴して魅力を感じ、複数のプロデューサーに宣伝したおかげで仕事が急増した事例があります。

 

■宣材資料の工夫

例えば写真を撮り直したり、キャッチコピーを考えるなど、マネージャーは結果を基に宣材の工夫が必要です。オーディションに応募する役によっては写真や映像資料を差し替えた方がいい場合があります。

 業界情報 俳優編

■どんな映像資料が効果的なの?

映像資料は制作会社がオーディションや面接をせずに出演者を決める際にとても有効です。

・尺は1分~3分程度が良いと言われます。

・エキストラではなくメインで出演。

・台本は1話完結で、人物心理がわかる内容にする。

・映像資料は多数作る。制作会社が犯人役を探している時は犯人役の適性がわかる映像を提案したいし、キャラ、職業、運動能力、方言など、多数準備した方が制作会社に的を得た提案ができます。

・定期的に撮る。例えば5年前に撮影した古い映像では制作会社が判断しにくいでしょうし、こんな古いのしかないの?と思われても困ります。

・ロケ場所や美術セットにこだわり過ぎなくてもOK。映画やドラマなど一般の方を対象にした作品とは違い、制作会社は俳優の演技を見るのが目的の為、セットを重視する必要はないです。もしも台本の都合で場所を伝える必要がある場合はテロップで「取調室」「路上」などと表記すればOKです。

・映像はネット視聴が好まれます。ダウンロードは面倒、ストレージ容量にも影響します。

※参考映像は「大和プロ 3つの特長」に掲載

 

最近デモリールを請け負う業者が増え、ある専門業者にお願いすれば1本4万円、演劇用語でいうダメ出しもお願いすれば1本8万円だそうです。俳優仲間にお願いすれば無償で撮ってもらえそうな気もしますが、いずれにしても映像資料は俳優をキャスティングする側の心理を理解している方にお願いしたいです。

 

■俳優にとって担当マネージャーは重要?

とても重要です。理由は3つあります。

1.事務所に何人いようが、自分を宣伝するのは担当マネージャーだけかもしれません。担当俳優への思い入れと本人の昇給昇格を考えれば、担当外を宣伝したいと思わないものです。一般企業の営業1課・2課みたいに1課の課長は1課の売上を考えます。

ちなみに統括マネージャーは俳優全員が大切ですが、売上責任が重い為、人気俳優に専念したくなります。

2.マネージャー自身で開拓した制作会社を他のマネージャーに教えない人が多い為、人脈に差ができます。私が独立する前の事務所も自分で一から開拓する必要がありました。

3.事務所がマネージャーにノウハウを教えても能力差が出ます。

 

■マネージャーが担当する俳優は何名が妥当?

大手のチーフマネージャーと打ち上げで話した時に「超人気俳優の担当になれば3名、人気俳優がいなければ100名」と語っていたので驚きました。

・経営者側からすれば、

一般企業の営業社員は会社を赤字にできない為、上司から「給料の3倍売り上げろ」と言われたりしますが、俳優事務所は経費率が高いので給料の10倍は必要でしょう。だから例えば月給30万円のマネージャーには出演料が月間300万円必要と考え、所属俳優の売上実績をもとに人数を割り当てたくなります。

・マネージャー側からすれば、

担当する俳優が多ければ、制作会社と取引きしやすくなります。しかし俳優への対応が増えます。

・俳優側からすれば、

人数が多ければサポートが減るかもしれません。しかし案件が増えるでしょう。

業界情報 比較編

■制作会社への俳優の宣伝方法と長所短所

オーディションをせずに非公開で出演者を探す制作会社が多い為、俳優の宣伝が必要になります。その宣伝方法が昔は訪問などアナログな方法で充分でしたが、今はネットの活用も必要です。ネットの活用とは、例えば制作会社にメールやSNSにDMを送ったり投稿したり、そしてSEO対策をすることです。※SEO対策とは、制作会社が何かのキーワード検索で俳優を探した時に、宣伝したい俳優のリンクを上位に表示させる工夫をすることです。このページの制作会社とは、キャスティング担当者のことです。 

 

「訪問営業の長所」

・制作会社に情熱が伝わりやすい。

 

「訪問営業の短所」

・制作会社は千人以上で全員にアプローチは大変。

・今、出演者を探しているとは限らない。※作品制作時期や登場人物に影響します。俳優に関心を持っていただいてから半年後に出演が決まった事例があります。

・営業される事を嫌う制作会社が多い為、話を真剣に聞いてくれるとは限らない。

 

「メールやDMの長所」

・時間効率が良い。

 

「メールやDMの短所」

・全員にアプローチは大変。

・今、出演者を探しているとは限らない。

・メールやDMを真剣に読んでくれるとは限らない。

 

「投稿の長所」

・TikTokやYouTubeなどに投稿してバズれば、制作会社に発見してもらえる。関心を持つ可能性がある。

 

「投稿の短所」

・簡単にはバズらない。

 

「SEO対策の長所」

・現役の制作会社ほとんどが対象になる。

・制作会社が検索するキーワードに該当する俳優や事務所は関心を持ってもらいやすい。

 

「SEO対策の短所」

・制作会社がどんなキーワードで検索するかわからない。

・検索結果の上位に表示できるとは限らない

 

■事務所所属とフリーの比較

フリーの俳優とは取引しない制作会社が多いのが大きな違いです。仮に制作会社がオーディションをするとしても、ネットでは滅多に募集しません(自主制作やエキストラは別です) そしてSNSなどで自分を発見してもらっても取引してもらえない可能性もあります。特に大きな案件を扱う制作会社はそうです。

「なぜフリーと取引しないの?」

理由は信用とリスク回避です。コンプライアンスは大丈夫か、スケジュールを守れるか、レスポンスが悪くないか、などが不安なのです。そしてトラブルが発生した時にフリーの俳優個人に責任を求めるのはリスクがあります。

 

■人気俳優がいる事務所といない事務所の比較

明らかに違うのは事務所に対する安心感です。人気俳優がいる事務所は体力や実績的にも安心です。しかし最近は絶対とは言えなくなりました。その理由は4つ。

1.数年前から人気俳優の移籍や独立が急増し、有名事務所でも倒産廃業する時代になった。

2.バーター出演が減っている。

3.事務所が自分を宣伝してくれるとは限らない。

4.事務所の大小に関わらず、担当マネージャー次第でオーディション案件数や居心地の良さが変わる。※これは芸能界に限らず大企業に就職したとしても、上司次第でやりがいが変わります。

 

■養成所と事務所の違い

養成所は学ぶ場所、事務所は仕事をする場所です。養成所を卒業した人が「オーディション情報はあったがエキストラ案件ばかりだった」と仰っていたので、仕事がないわけではありません。仮に大手事務所が母体の養成所に通っても、その大手に所属できるとは限らないそうで、ある人気女性俳優さんが養成所に通っていた頃を振り返り「このままでは埋もれてしまって抜け出せないと気付いた」と雑誌で語っていました。

 

■所属の際に費用が必要な事務所と不要な事務所の違い

違いは事務所が「俳優の宣伝」「演技指導」「映像資料」のどれかに力を入れているかどうかです。このどれかに力を入れる事務所は所属の際に費用が必要で、力を入れない事務所は不要だと思います。マネジメントにおいてこの3つが特に経費がかかりますが、人気俳優ではない俳優の出演料単価と経費のバランスが悪く、事務所が経費を全額負担すれば赤字になってしまう為です。

 

「なぜ赤字になるの?」

普通の業界は原価や経費を計算した上で自社で商品価格を決める為、宣伝経費をかけても利益が見込めます。しかし俳優の出演料は制作会社が価格を決めます。これが大きな違いです。事務所側がこの価格でないと出演できないと制作会社に言えば、他社に取られかねません。そして日本はアメリカと違って最低出演料規定がないのもつらいとこです。

 

ちなみに事務所の宣伝と俳優の宣伝は別物です。事務所の宣伝はそれほど経費はかかりませんが、各俳優の宣伝はその何倍も労力が必要です。

※事務所の宣伝とは、例えば制作会社に「大和プロの岡山と申します。弊社はこれこれこういう事務所で、案件があればお声がけいただきたいです」というような宣伝の事です。俳優の宣伝とは、例えば「弊社に(芸名)という俳優がいて、これこれこういう特長があります」というような宣伝の事です。事務所の宣伝時に俳優も宣伝すればいいのでは?と思うかもしれませんが、宣伝商品が増えれば焦点がぼけて興味付けが弱くなる為、せいぜい俳優のPRは一度に3名ぐらい。できれば1名だけに特化したい。つまり事務所に所属俳優が21名いたとして全員宣伝しようとすれば、事務所の宣伝1に対して俳優の宣伝は7倍~21倍労力が必要になります。だから多くの事務所は一部の所属者しか宣伝できないわけです。

 

昭和時代は俳優の宣伝やレッスン代を事務所が全額負担するのは当然だったでしょうが、令和にそれができるのは体力のある一部の有名事務所だけかもしれません。大手事務所でさえ有料スクールや養成所があり、有名事務所でも倒産廃業する時代。2024年の倒産廃業は193社と過去最多らしいので、それぐらい事務所の運営はラクではないと言えます。

尚、エキストラに力を入れる事務所は経費をかけなくても多数出演できる為、所属の際に費用は不要だと思います。ところで中学高校生ぐらいで容姿端麗な方は大規模コンテストに挑戦するのも有りです。そこで入賞すれば事務所が全て負担してくれるでしょう。

 

ここからは大和プロの運営方針を紹介します

俳優女優オーディション|警察から感謝状の事務所オーディション
名門「俳優座」に10年間在籍

大和プロの運営方針 3つの特長

俳優の宣伝

オーディションをしない制作会社さんが多い為、俳優の宣伝は絶対必要だと思っています。

所属者全員、HPに掲載します。そしてチャンスを増やす為に訪問 メール ネットなどを活用して俳優を宣伝します。

全力で宣伝します!

最近、俳優を宣伝する為のSEO対策が好調です。

※SEO対策とは、制作会社が出身地などのキーワード検索で俳優を探した時に、宣伝したい俳優のリンクを上位に表示させる工夫をすることです。

 

SEO対策(ネット検索宣伝)

キングダム、だが情熱はある、アニメアフレコ、銀行CM、警察など、当社がネットきっかけの出演が多いのは、SEO対策の成果かもしれません。研究を始めた頃はコツを掴めず、例えばA俳優は上位にできてもB俳優には苦戦したりとかでしたが、2024年夏頃から全員ほぼ10番目ぐらい迄に表示できるようになりました。

例えば「英会話女性俳優」「韓国語女性俳優」「着物50代俳優」「クール女性俳優」「テニス女性俳優」「石川県出身男性俳優」「大阪弁男性俳優」「大男俳優」「講談俳優」「個性派俳優40代」 など、芸名を含まないキーワードで検索にヒットします。例えば英語ができる女性俳優は全国に100人以上いるでしょうが、上位に表示される俳優の方が制作会社さんに存在を知ってもらうことができます。

日本の俳優人口は数万人~数十万人でしょうが、全員が上位って珍しい事務所だと思います。ちなみに「俳優事務所 東京」で検索すると、大和プロが10番目ぐらいに表示されるようになりましたが、それ以降新規の制作会社さんから事務所に打診が増えました。※表示順位は他サイトとの兼ね合いで変動します。そして当社は結果次第でヒットさせるキーワードを変更します。

 

②映像資料

オーディションや面接をせずに出演者を決める案件が多いわけですから、出演の為に映像資料に力を入れます。

声優事務所さんのHPにボイスサンプルを掲載しているように、俳優事務所は映像資料をHPに掲載すべき。俳優詳細ページに訪れた制作会社さんの為にも掲載したい。オーディション案件でさえ映像資料を求める機会が増えたので、人気俳優以外は絶対に必要だと思います。

撮影実績は1,000本以上で業界有数。台本考案 撮影 編集 投稿が必要ですが、俳優を宣伝する為に全力です!

ちなみに「相棒」レギュラー出演中だった志水正義から依頼されて、私が撮影しました。

 

映像資料例 YouTube視聴

シリアス系 「容疑者と弁護人」 2分50秒

コミカル系 「昭和の上司と令和の部下」1分36秒

ホームドラマ系 「結婚20周年」2分19秒

志水正義  「孫に絵本」2分35秒

 

・映像資料の演技は主に1人~3人芝居

・月に1本撮影を目安に、日程調整できる俳優には10日に1本ぐらい撮ります

・台本は1週間前に提供 ※構成は俳優と相談して決めます

・撮影場所は事務所または近くの区民センター

・映像資料は多数撮ります

例えば制作会社さんが気の強い役を探している時には気が強そうに見える映像を提案したい。捜査に協力する主婦役を探している時には、そういう映像を提案したい。つまり様々な映像を準備しておく事で制作会社さんに的を得た提案がし易くなります。ですから映像資料は各俳優がやりたい役、できる役、個性などを考慮して多数撮ります。

 

③演技指導

俳優の商品価値を上げる為、映像資料撮影時に演技を指導します。撮影した映像を見ながら演技を改善できるのはメリット。そして撮影を通じて様々な役を演じた経験が俳優の財産になります。

魅力的な演技を手に入れてほしいです!

登場人物や台本シーンを魅力的に演じる表現力や対応力が向上するように指導します。ちなみに一般的なレッスンは受講生が10人前後いるでしょうが、当社は1組だけ。だから待ち時間がなく1時間ほど演じ続ける事ができます。

尚、演技ミスは共演者やスタッフさんに迷惑をかける為、ミスを減らす指導も必要です。あるドラマの現場で俳優さんがセリフのミスを連発し、現場が凍り付いた事があります。その俳優さんのやる気に満ちた現場入りの表情と帰りは別人で、本当に気の毒でした。

 

上記の「俳優の宣伝」「映像資料」「演技指導」に力を入れるのが大和プロの特長です。全て岡山が担当します。

「岡山誠治」

1964年まれ 大阪出身 身長172cm。他社で3年間マネージャーを経験後、2012年大和プロ設立。

余談ですが、所属俳優が警察のお仕事に内定しそうになった時、私の生年月日など個人情報を警察に提出する必要があり、その上で出演が決定しました。

 

★岡山が担当する理由は?

私が担当したキッカケは、お願いできるスタッフがいなかったからです。でも私自身で所属者を宣伝したい、所属者の商品価値を上げたい為、誰かに代わってほしいと思った事がありません。それに第三者が撮影した映像を見ても、何テイク目の演技か、どんなミスをしたか、脚本家や監督の期待に応える演技かわかりません。仮に演技指導を講師さんにお願いしても、マネージャーは各俳優の演技力を把握する為にレッスンを見学すべきで、どうせその場にいるなら指導したい。映像撮影時に演技を指導するので効率がいいのも理由です。

いずれにしても宣伝担当者や演技指導者は俳優の未来がかかっている為、私の責任はとても重いと思っています。

 

★岡山の宣伝力や演技指導力は?

人気俳優を作る為に勉強中です。

「23年間一般業界の営業を経験」

芸能界に関わる前は企業経営者や小売店に対する新規開拓の飛び込み営業と顧客からの紹介営業で商品を販売していました。

「13年間演技の勉強中」

設立以降、映画を2,000本以上観たりして演技を勉強中です。制作会社さんからのアドバイス、著名指導者の演技論、行動心理学なども参考にしています。

ところで私が大阪出身だからかお笑いが好きで、楽しい方が健康的で良いアイデアが浮かぶと思っています。映像資料の台本でさえ、本当は結末を暗くしたくないぐらいです。大学時代はテニススクールのコーチをしていましたが、初心者にはテニスの楽しさを、上級者には勝つ喜びを味わってもらう指導を心がけていました。

私は生え抜きの人気俳優を作る為に事務所を運営しています。年々それが実現できそうなお仕事が増えている為、あと一歩だと感じますが、早く実現する為に私自身がもっと努力しなければと必死です。

余談ですが、所属俳優がオーディションの面接に呼ばれた時、一緒にオーディション対策を考えたり、出演が決まった時にリハーサルをする事もあります。

大和プロ Q & A  

■他社事務所との違いは?

「俳優の宣伝・SEO対策」

どこも事務所の宣伝はしますが、当社は俳優の宣伝にも力を入れています。SEO対策も宣伝の1つです。俳優全員が何かしらのキーワード検索でほぼ上位10番以内に表示される事務所は珍しいと思います。

 

「映像資料」

演技指導に力を入れる事務所は多いでしょうが、映像資料に力を入れる事務所は少ないと思います。ひとりの俳優に対して何本も撮る必要があり、所属俳優が10名いれば10倍の労力が必要です。しかし当社は俳優を宣伝する為に映像資料に力を入れます。

 

「許可が不要」

当社は俳優が事務所経由以外の案件に許可なく応募していい方針です。そして当社はその出演料に対する手数料をもらっていません。許可なしで手数料不要という事務所も珍しいと思います。

 

「HPの編集とコンセプト」

担当マネージャーとHP作業者が違えばタイムラグが出ますが、当社は私がHPの更新作業をする為、レス良く俳優が望む内容を掲載できます。

HPのコンセプトは、このページと応募方法説明ページだけは所属先を探す方を意識していますが、それ以外のページは制作会社さんに俳優を宣伝することを意識しています。

 

■案件は多いの?

お仕事は映画 ドラマ 企業映像 CM 舞台など。中学生が対象のオーディション案件はまだ少ないですが、それ以外はキャスト案件が毎月数十件ある為、それなりです。尚、当社がエキストラを扱えば桁違いの数になります。

ところで現在フリーの方は、友人知人ネットなどのオーディション案件に加えて当社のオーディション案件もプラスされます。そしてフリーでは声がかかりにくい大きな案件を得ることになります。

 

■俳優以外の活動もできるの? 

トーク番組などにも出演してほしいです。志水正義は俳優の実績で「秘密のケンミンSHOW」に謎のマスターとしてレギュラー出演しましたし、現在ラジオのパーソナリティーを務めている俳優が4名います。

 

■弱みは?

人気俳優がいない為、所属先を探す方からの安心感が足りないはずです。もう一歩で連ドラにレギュラー出演できそうな俳優もいますが、課題は1テイク目の演技。レギュラー俳優さん達は1テイク目から素晴らしい演技をしますので、そこで監督さんや共演者に認めてもらえる力を付けようと強化中です。

ところで当社の佐藤誠純(2016年所属)が、2020年に警察官カレンダーモデルと一日通信指令室長、そして2023年には一日警察署長を務めましたが、このお仕事は社会的に意義があり、とても名誉だと思っています。どれも地域にゆかりのある歌手や芸人さんなどを含めた幅広いジャンルの中から一年に一人しか選ばれないお仕事です。

■所属後の活動の流れは?

所属契約の3週間後にはHPに掲載。俳優の宣伝や案件情報もそのタイミングから。ですからすぐに活動できます。

 

■所属契約に必要な手続きは?

所属契約を締結。ギャラの支払日などを明記しています。

 

■所属の際に費用は必要?

業界情報比較編で『芸能事務所の運営はラクではなく、有名事務所でも倒産廃業する時代で「俳優の宣伝」「演技指導」「映像資料」のどれかに力を入れる事務所は特に経費がかかる為、所属の際に費用が必要かもしれません』と説明しましたように、当社はその3つに力を入れている為、大変恐縮ですが初期費用(分割可)がかかってしまいます。金額や出演に応じて支払うギャラ配分率は、他社と過度な競争を避ける為に公開は控え、面談時にお伝えしています。

ちなみにレッスン代として毎年数十万円を俳優からいただく事務所や毎月管理費をいただく事務所もあるでしょうが、私は毎月毎年といった継続的な負担は退所に繋がりやすいと思い、初期のみにしています。尚、当社は所属者が事務所経由以外の案件に事務所の許可なく自由に応募できますが、その出演に対する手数料を事務所は頂戴しておりません。また所属契約期間は1年単位の自動更新ですが、更新費用も勿論不要です。

とにかくできる限り俳優に負担をかけずにチャンスが増える努力をしていますので、他社と比較していただければと思います。

 

■所属定員は?

現時点では定員数を決めておりませんが、俳優の宣伝や映像資料の撮影などを私が担当しますので、そんなに多くはできないと思っています。

 

■大和プロのオーディション応募方法は?

オーディションの応募はメールでお願いしており、対象年齢など詳しくは下記のページに掲載しています。

★大和プロ オーディションの応募方法はコチラ★

 

このページは以上です、有難うございます

応募方法ページをご覧いただけると嬉しいです