女優・俳優オーディションと最新の業界情報を掲載

このページは大和プロの女優・俳優オーディションと最新の業界情報を掲載しています。例えば最近の制作会社さんはどのように女優・俳優を探すかなど。更新2025年9月

 

俳優事務所|大和(やまと)プロ

2012年設立 代表 岡山誠治 1964年生まれ

東京都世田谷区深沢5-3-17

 

大和プロは警察から2度 感謝状を授与

大手事務所以外で2度は珍しいと思います。下記の要職就任時に授与

・2020年 110番の日 「一日通信指令室長」 

・2023年 秋の全国交通安全運動 「一日警察署長」

女優・俳優オーディションと最新の業界情報を掲載
岡山 免許証画像
女優・俳優オーディションと最新の業界情報を掲載
ドラマ「相棒」18年間出演

目次

・業界情報 フリーとの違い編

・業界情報 制作会社編

・業界情報 事務所編

・業界情報 マネージャー編

・業界情報 俳優編

・業界情報 比較編

・大和プロの運営方針 3つの特長

・大和プロQ&A 前半

・大和プロQ&A 後半

このページの制作会社とはキャスティング担当を指します

※ここからは女優のことも俳優と記載

 

業界情報 フリーとの違い編

フリーと事務所の違いや長所短所

大手が制作する映画やドラマなどにセリフ付きの役で出演し、現場で爪痕を残せばチャンスが増えます。しかしフリーの方には大きな案件が届きにくいはず。

「フリーの長所」

・出演料の全額が自分のものになる

・事務所から制約を受けない

 

「フリーの短所」

・トラブル発生時に自分で解決が必要

・フリーと取引しない制作会社が多い

 

「事務所の長所」

・トラブル対応とトラブル抑止効果がある

・事務所が宣伝してくれる可能性がある

・フリーでは声がかからない案件がある

 

「事務所の短所」

・出演料を事務所と分配する必要がある

・事務所の規定に従う必要がある

例えば事務所経由以外の案件に応募したくても、事務所が許可してくれない可能性があります。それは事務所の方針によります。

 

■ネット公募案件と事務所案件の違い

ネット公募案件は自主制作やエキストラなどが多く、事務所には大手が制作するセリフ付きの役の案件があります。また公募案件の中には怪しいものもあります。例えば映画オーディションと掲載し、面接時に高額レッスンを勧誘するひっかけ商法的な手口で逮捕された主催者もいます。

政府広報オンラインでは「不安なことがあれば消費生活センターにご相談を」と呼び掛けています。この機関は無料で相手と交渉し、事務所やアカデミーとのトラブルにも対応してくれます。 

業界情報 制作会社編

■制作会社が演者を探す方法は?

俳優がこれを知れば事務所に求めるべきことが見えてきます。

①人気俳優の中から探す

②過去に起用した俳優の中から探す

③演技力がわかる俳優の中から探す

④関係者からの推薦

⑤ネットを検索して探す

⑥知合いのマネージャーにオーディション情報を送る

⑦取引事務所にオーディション情報を送る

⑧ネットで公募

 

フリーの方は驚くかも知れませんが、大手が制作する映画やドラマは①~⑤だけで決める作品が多く、セリフ付きの役の9割はそうだと思います。例えばヒーローやヒロイン役だけオーディションをして、それ以外の役は募集しない作品があり、全ての役を募集しない作品もあります。

「募集しない理由」

・人気俳優以外に起用するセリフ付きの役が少ない

・納期の問題

・労力の問題

・情報漏洩リスクの問題

連ドラは今週ゲスト出演者を決めて、来週撮影することがありますが、例えばマネージャーにオーディション情報を送り、候補者の提出を一定期間待ち、書類選考、面接となれば時間と労力がかかります。そして募集しても役に合う俳優が見つかるとは限りません。だから①~⑤で決めたいわけです。見つかりそうにない時や候補者を多数集めたい時は募集しますが、その際でも面接をせずに映像資料だけで判断する場合があります。尚、CMは⑥⑦も多いです。

 

「③の演技力がわかる俳優とは?」

直接演技を見たり、映像資料で演技を見た俳優です。セリフ付きの出演者を選ぶ際、どんな声か、どんな演技ができるか不明な俳優は起用しにくい為です。

  

「⑤のネットで発見してもらう方法は?」

方法は色々ありますが、即効性があるのはキーワード検索です。SEO対策と呼ばれますが、例えば制作会社が沖縄弁を話せる男性俳優を探す時は、キーワード検索で「沖縄県出身男性俳優」と入力して検索するかもしれません。その検索結果で上位10番目ぐらい迄に表示される俳優は、制作会社が俳優掲載サイトを閲覧する可能性があります。ちなみに新たな事務所を探す時は「俳優事務所」と入力して検索するかもしれません。

余談ですが、大半の制作会社やマスメディアは女性の役者のことを「女優」と呼ばずに「俳優」と呼びます。映画やドラマの制作チームに「俳優部」という呼び方はあるものの女優部がないのはそういう理由だと思います。だから制作会社がキーワード検索で女性の演者を探す際は「俳優女性」「女性俳優」というワードを使う可能性が高いです。

※ネットを活用した方法の長所短所は「業界情報 比較編 宣伝方法」に掲載

 

★ネットで発見してもらった後は?

演技力を知ってもらう必要があります。面接をしない作品が多いのと、今探しているという事は今知りたいでしょうから、それにはHPの俳優詳細ページに俳優の演技力がわかる映像資料を掲載するのが有効です。声優事務所のHPに声優のボイスサンプルを掲載しているのと同じ理屈です。※どんな映像資料が効果的かは「業界情報 俳優編」に掲載

   

■制作会社が俳優を評価する方法は?

「実績・ルックス・演技力・人間性」の総合評価で判断します。出演者を探している時は登場人物の適性が重要で、例えば関西弁を話す気の強い役の出演者を探していれば、気が強そうに見えるルックスで気が強い演技ができる関西出身の俳優は有利です。

 

■エキストラ芸歴数は実績評価に影響する?

ある人気男性俳優さんが「若い頃にエキストラを2年間やり続けたがダメだった」と番組で語っていたので、実績評価に影響しないでしょう。ちなみにこの俳優さんはその後、事務所に所属してから大きな仕事ができるようになったそうです。※ご本人の許可なく公表できない為、名前は控えます。

 

■演技力の評価基準は?

登場人物や台本シーンを魅力的に表現できるか、対応力、ミスが少ないかで評価されます。

ミスにはセリフ間違い、ト書きや人物心理の勘違いなどがありますが、セリフひとこと違いでも許されない現場がたくさんあります。※ミスの事例は「大和プロ 3つの特長」に掲載

ちなみに俳優は一生勉強と言われますが、既に人気俳優になっているにも関わらず、米国の演技スタジオに通ったり、自宅に講師を招いた方々もいます。

 業界情報 事務所編 

■事務所は所属者全員を宣伝するの?

多くの事務所は一部の俳優しか宣伝できないはずです。その理由は3つ。

1.人気俳優以外は出演料が高くない為、労力に見合わない

2.有料レッスン生は1年ほどで退所する人が多いので、宣伝を躊躇する

3.事務所が俳優の商品価値を過小評価

だから一部の俳優以外はオーディション案件が送られてくるだけかもしれません。

※事務所HPに掲載されない俳優は、たぶん宣伝対象外です。

 

「オーディション案件だけではダメなの?」

ダメではないですが喜べない理由が2つあります。

1.大手が制作する映画やドラマは非公開で出演者を探すことが多い為、宣伝しなければ制作会社が自分の存在に気付かない

2.オーディション案件は合格率が悪い

例えば1つのオーディションに200人応募者がいれば合格率は1/200。 イケメン俳優として大人気の俳優さんが「オーディションは何百千回落ちた。(今の活躍は)ある監督との出会いが大きかった」と番組で語っていました。

 

■エキストラ案件が得意な事務所は多いの?

当社の所属俳優に聞いただけでも数十社ありましたので、多いかもしれません。ちなみにドラマのクレジットにエキストラ出演者は掲載されず、エキストラのキャスティングをした事務所名が掲載されます。 逆にキャスト出演の場合は俳優名が掲載され、事務所名は掲載されません。

 

大友啓史監督「宝島」 上原(大和プロ) 撮影現場の控室

業界情報 マネージャー編

◼️マネージャーが俳優に努力すべきことは?

・仕事を提供する

・宣伝する

・安全確保(トラブル防止)

・芸能を楽しんでもらう

・やりたい事など話しやすい環境を作る

・俳優の商品力を上げる

・人気俳優になってもらう

などです。商品力を上げるとは「実績 ルックス 演技力 人間性」磨きの協力です。

ある人気脚本家さんが脚本のプロを目指す人を対象に「十分に実力があり、面白いものが書ける人が放置されたままになることはない。誰かが実力を発見してプロデューサーが声をかけてくれる」とブログに投稿。俳優も同じはず。特にネットの普及により尚更そうだと思います。だからマネージャーは俳優の商品力を上げる必要があります。

 

■マネージャーが制作会社に努力すべきことは?

制作会社が出演者を探す方法を基に説明します。

①人気俳優の中から探す

②過去に起用した俳優の中から探す

③演技力がわかる俳優の中から探す

④関係者からの推薦

⑤ネットを検索して探す

⑥知合いのマネージャーにオーディション情報を送る

⑦取引事務所にオーディション情報を送る

⑧ネットで公募

 

②は俳優が現場で爪痕を残せばチャンスです。

③④は訪問やメールなどを活用して俳優の存在を知らせ、演技を見てもらう努力が必要です。

⑤は事務所のHP担当者が努力すべきことです。

⑥は制作会社と関係を築く努力と新規開拓です。

⑦の情報は社内のマネージャー全員が共有できるとは限りません。例えばレッスン生だけ担当すれば、エキストラ案件のみかもしれません。

いずれにしてもマネージャーや事務所は、

・俳優の存在を知ってもらう

・関心を持ってもらう

・演技を見てもらう

・検討する役に一番適していると思ってもらう

などの努力が必要です。

そして出演作を見た関係者やお客さんに高い評価を得れば、更に仕事が増えます。例えば小さい事務所の女性俳優さんが端役で出演したドラマを大物俳優さんがたまたま視聴して魅力を感じ、複数のプロデューサーに宣伝したおかげで仕事が急増した事例があります。

 

■宣材資料の工夫

例えば写真を撮り直したり、キャッチコピーを考えるなど、マネージャーは結果を基に宣材の工夫が必要です。映像資料も宣材の1つ。だからオーディションに応募する役によっては写真や映像資料を差し替えた方がいい場合があります。

 業界情報 俳優編

■どんな映像資料が効果的?

映像資料は制作会社が面接をせずに出演者を決める際にとても有効です。

・尺は1分~3分程度が良いと言われます。

・エキストラではなくメインで出演。

・台本は1話完結で、人物心理がわかる内容にする。

・映像資料は多数作る。制作会社が犯人役を探している時はその犯人役の適性がわかる映像を提案したいし、キャラ、職業、運動能力、方言など、多数準備した方が制作会社に的を得た提案ができます。

・定期的に撮る。例えば5年前に撮影した古い映像では制作会社が判断しにくいでしょうし、こんな古いのしかないの?と思われても困ります。

・ロケ場所や美術セットにこだわり過ぎなくてもOK。映画やドラマなど一般の方を対象にした作品とは違い、制作会社は俳優の演技を見るのが目的の為、セットを重視する必要はないです。もしも台本の都合で場所を伝える必要がある場合はテロップで「取調室」「路上」などと表記すればOKです。

・映像はネット視聴が好まれます。まれにギガファイル便などダウンロード方式を指定されることがあります。

※参考映像は「大和プロ 3つの特長」に掲載

 

最近デモリールを請け負う業者が増え、ある専門業者にお願いすれば1本4万円、演劇用語でいうダメ出しもお願いすれば1本8万円だそうです。俳優仲間にお願いすれば無償で撮ってもらえそうな気もしますが、いずれにしても映像資料は俳優をキャスティングする側の心理を理解している方にお願いしたいです。

 

■俳優にとって担当マネージャーは重要?

とても重要です。理由は3つあります。

1.事務所に何人いようが、自分を宣伝してくれるのは担当マネージャーだけかもしれません。担当俳優への思い入れと本人の昇給昇格を考えれば、担当外を宣伝したいと思わないものです。一般企業の営業1課・2課みたいに1課の課長は1課の売上を考えます。

ちなみに統括マネージャーは俳優全員が大切ですが、売上責任が重い為、出演料が高い人気俳優に専念したくなります。

2.マネージャー自身で開拓した制作会社を他のマネージャーに教えない人が多い為、人脈に差ができます。私が独立する前の事務所も自分で一から開拓する必要がありました。

3.事務所がマネージャーにノウハウを教えても能力差があります。

 

■マネージャーが担当する俳優は何名が妥当?

大手のチーフマネージャーと打ち上げで話した時に「超人気俳優の担当になれば3名、人気俳優がいなければ100名」と語っていたので驚きました。

・経営者側からすれば、

一般企業の営業社員は上司から「給料の3倍売り上げろ」と言われたりしますが、俳優事務所は経費率が高いので給料の6倍は必要でしょう。だから例えば月給30万円のマネージャーには出演料が月間180万円必要と考え、所属俳優の売上実績をもとに人数を割り当てたくなります。

・マネージャー側からすれば、

担当する俳優が多ければ、制作会社と取引きしやすくなります。しかし俳優への対応が増えます。

・俳優側からすれば、

人数が多ければサポートが減るかもしれません。しかし案件は増えるでしょう。

業界情報 比較編

■制作会社への俳優の宣伝方法と長所短所

オーディション(面接)をせずに非公開で出演者を探す制作会社が多い為、俳優の宣伝が必要です。昔は訪問などアナログな宣伝方法で充分でしたが、今はネットの活用も必要になりました。ネットの活用とは、例えば制作会社にメールやSNSにDMを送ったり投稿したり、そしてSEO対策をすることです。※SEO対策とは、制作会社が何らかのキーワード検索で俳優を探した時に、宣伝したい俳優のリンクを検索結果の上位に表示させる対策のことです。このページの制作会社とはキャスティング担当です。 

 

「訪問営業の長所」

・制作会社に情熱が伝わりやすい

 

「訪問営業の短所」

・制作会社は千人以上で全員にアプローチは大変

・今、出演者を探しているとは限らない。※作品制作時期や登場人物に影響します。俳優に関心を持っていただいてから半年後に出演が決まった事例があります。

・セールスされると身構える人が多い為、話を真剣に聞いてくれるとは限らない

 

「メールやDMの長所」

・時間効率が良い

 

「メールやDMの短所」

・全員にアプローチは大変

・今、出演者を探しているとは限らない

・メールやDMを真剣に読んでくれるとは限らない

 

「投稿の長所」

・TikTokやYouTubeなどに投稿してバズれば、制作会社に発見してもらいやすい

 

「投稿の短所」

・簡単にはバズらない

 

「SEO対策の長所」

・現役の制作会社ほとんどが対象になる

・制作会社が検索するキーワードに該当する俳優は関心を持ってもらいやすい

 

「SEO対策の短所」

・制作会社がどんなキーワードで検索するかわからない

・検索結果の上位に表示できるとは限らない

 

■事務所所属とフリーの比較

フリーの俳優とは取引しない制作会社が多いのが大きな違いです。仮に制作会社が出演者を募集するとしても、ネット上では滅多に募集しません(自主制作やエキストラは別) またSNSなどで自分を発見してもらっても、フリーであれば取引してもらえない可能性があります。特に大きな案件を扱う制作会社はそうです。

「なぜフリーと取引しないの?」

理由は信用とリスク回避です。コンプライアンスは大丈夫か、スケジュールを守れるか、レスポンスが悪くないか、などが不安なのです。そしてトラブル発生時にフリーの俳優個人に責任を求めるのはリスクがあります。

 

■人気俳優がいる事務所といない事務所の比較

明らかに違うのは事務所に対する安心感です。人気俳優がいる事務所は体力や実績的にも安心です。しかし最近は絶対とは言えなくなりました。その理由は4つ。

1.数年前から人気俳優の移籍や独立が急増し、有名事務所でも倒産廃業する時代になった

2.バーター出演が減っている

3.事務所が自分を宣伝してくれるとは限らない

4.事務所の大小に関わらず、担当マネージャー次第でオーディション案件数や居心地の良さが変わる。※芸能界に限らず大企業に就職したとしても、上司次第でやりがいが変わります。

 

■養成所と事務所の違い

養成所は学ぶ場所、事務所は仕事をする場所です。養成所を卒業した人が「オーディション情報はあったがエキストラ案件ばかりだった」と仰っていたので、仕事がないわけではありません。仮に大手事務所が母体の養成所に通っても、その大手に所属できるとは限らないそうで、ある人気女性俳優さんが養成所に通っていた頃を振り返り「このままでは埋もれてしまって抜け出せないと気付いた」と雑誌で語っていました。

 

■所属の際に費用が必要な事務所と不要な事務所の違い

費用が必要な事務所は、

・演技レッスン

・映像資料作り

・俳優の宣伝

上記のどれかに力を入れている気がします。逆にどれにも力を入れない事務所は費用が不要かもしれません。

マネジメントにおいて上記3つは特に労力や経費がかかりますが、人気俳優ではない俳優の出演料単価が厳しく、事務所が経費を全額負担すれば赤字になる可能性が高い為です。

 

「なぜ出演料単価が厳しいの?」

普通の業界は商品原価や広告・販売経費を想定し、自社で販売価格を決めるため利益が見込めます。しかし俳優の出演料は制作会社が価格を決めます。事務所の労力や経費を基に価格が決まるわけではないのです。ここが大きな違いです。仮に事務所側がこの価格でないと出演できないと制作会社に言えば、他社に取られかねません。そして日本はアメリカと違って最低出演料規定がないのもつらいとこです。

 

ちなみに事務所の宣伝と俳優の宣伝は別物です。事務所の宣伝はそれほど労力はかかりませんが、俳優の宣伝はその何倍も労力が必要です。

※事務所の宣伝とは、例えば制作会社に「大和プロの岡山と申します。弊社はこれこれこういう事務所で、案件があればお声がけいただきたいです」というような宣伝の事です。俳優の宣伝とは、例えば「弊社に(芸名)という俳優がいて、これこれこういう特長があります」というような宣伝の事です。事務所の宣伝時に俳優も宣伝すればいいのでは?と思うかもしれませんが、宣伝商品が増えれば焦点がぼけて興味付けが弱くなる為、せいぜい俳優のPRは一度に3名ぐらい。できれば1名だけに特化したい。つまり事務所に所属俳優が21名いたとして全員宣伝しようとすれば、事務所の宣伝1に対して俳優の宣伝は7倍~21倍労力が必要になります。だから多くの事務所は一部の所属者しか宣伝できないわけです。尚、事務所の宣伝時に俳優一覧ページのリンクを貼ったりしますが、それも俳優の宣伝と言えるかもしれないですが、それだけでは弱いと私は思います。

 

昭和時代は俳優の宣伝やレッスン代を事務所が全額負担するのは普通だったでしょうが、令和にそれができるのは体力のある一部の有名事務所だけかもしれません。多くの大手事務所でさえ有料スクールや養成所があり、有名事務所でも倒産廃業する時代。2024年の倒産廃業は193社と過去最多らしいので、それぐらい事務所の運営はラクではないと言えます。

ところで中学高校生ぐらいの年齢で容姿端麗な方は大規模コンテストに挑戦するのも有りです。そこで入賞すれば事務所が全額負担してくれるでしょう。

 

ここからは大和プロの運営方針を紹介します

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名門「俳優座」に10年間在籍

大和プロの運営方針 3つの特長

俳優の宣伝

出演者を非公開で探す制作会社さんが多い為、俳優の存在を知ってもらう必要があります。だから当社は所属者全員、HPに掲載します。そしてチャンスを増やす為に訪問 メール ネットなどを活用して俳優を宣伝します。

全力で宣伝します!

 

SEO対策も宣伝のひとつ

SEO対策とは、制作会社が出身地などのキーワード検索で俳優を探した時に、宣伝したい俳優のリンクを検索結果の上位に表示させる対策をすることです。

Googleなどのキーワード検索で俳優を探す制作会社さんが増えている為、当社はネットの宣伝にも力を入れています。何年も前から研究していたものの上位に表示させるのは難しかったのですが、2024年夏頃から好調です。例えば「福島県出身女性俳優」「卓球女性俳優」「沖縄県出身男性俳優」「大男男性俳優」など、ほぼ全ての所属者が何らかのキーワードで上位10番以内に表示される為、制作会社さんからオファーが入るようになりました。※表示順位は他サイトとの兼ね合いで変動します。そして当社は結果次第でキーワードを変更します。

 

②俳優の映像資料

声優さんにボイスサンプルが必要なように、俳優はセリフ付きの役で出演する為に映像資料が必要です。特に面接をせずに出演者を決める案件には必要ですし、面接をする案件でさえ応募時に映像資料を求められることがあります。撮影実績は1,000本以上で業界有数かも。台本考案 撮影 編集 投稿が必要ですが、所属者を宣伝する為に全力です!

ちなみに「相棒」レギュラー出演中だった志水正義からも映像資料の撮影を依頼されました。

 

映像資料例 YouTube視聴

コミカル系「カフェ」 60秒

シリアス系 「容疑者と弁護人」 2分50秒

志水正義  「孫に絵本」2分35秒

 

・映像資料の演技は主に1人~3人芝居

・月に1本撮影を目安にし、希望する俳優には10日に1本ぐらい撮ります

・台本は1週間前に提供

・どんな役を演じたいか所属者に要望を聞きます

・撮影場所は事務所。たまに近くの区民センターや公園

・映像資料は多数撮ります

例えば制作会社さんが捜査に協力する主婦役を探している時には、そういう映像を提案したい。つまり様々な映像を準備しておく事で制作会社さんに的を得た提案がし易くなります。ですから映像資料は所属者がやりたい役、できる役、個性などを考慮して多数撮ります。

 

③演技指導

俳優の商品価値を上げる為、映像資料撮影時に演技を指導します。撮影した映像を見ながら演技を改善できるのはメリット。そして撮影の場数と役を演じた経験が所属者の財産になると思います。魅力的な演技力を手に入れてほしいです!

登場人物や台本シーンを魅力的に演じる表現力や対応力が向上するように指導します。ちなみに一般的なレッスンは受講生が10人前後いるでしょうが、当社は1組だけ。だから待ち時間がなく1時間ほど演じ続ける事ができます。尚、演技ミスは共演者やスタッフさんに迷惑をかける為、ミスを減らす指導も必要です。あるドラマの現場で俳優さんがセリフのミスを連発し、現場が凍り付いた事があります。その俳優さんの現場入りの表情と帰りは別人で、本当に気の毒でした。

 

上記の「俳優の宣伝」「映像資料」「演技指導」に力を入れるのが大和プロの特長です。岡山が担当します。もちろん俳優の商品力磨きの協力もします。※俳優の商品力は「実績・ルックス・演技力・人間性」の総合評価。例えば俳優としても人間性を向上してもらう為にアドバイスをしたり著名人の名言を伝えたりします。

 

「岡山誠治」

1964年まれ 大阪出身 身長172cm。他社で3年間マネージャーを経験後、2012年大和プロ設立。私の目標は一日も早く生え抜きの人気俳優を作ることです。

余談ですが、所属者が警察のお仕事に内定しそうになった時、私の生年月日など個人情報を警察に提出する必要があり、その上で出演が決定しました。

大和プロ Q & A 前半

★岡山が宣伝や演技指導を担当する理由は?

人手の問題もありますが、私自ら所属者を宣伝したいし、所属者の商品価値を上げたい為です。また第三者が撮影した映像資料を見ても、何テイク目の演技か、どんなミスをしたか、脚本家や監督の期待に応える演技かわかりません。仮に演技指導を講師さんにお願いしてもマネージャーは所属者の演技力を把握する為にレッスンを見学すべきで、どうせその場に行くなら指導もしたい。当社は映像撮影時に演技を指導するので効率がいいのも利点です。いずれにしても宣伝や演技指導は俳優の未来がかかっている為、担当者の責任はとても重いと思っています。営業力や指導経験の浅い人に所属者を託すのは慎重になります。

 

★岡山の宣伝力や演技指導力は?

人気俳優を作る為に勉強中です。

「23年間一般業界の営業を経験」

芸能界に関わる前は企業経営者や小売店に対する新規開拓の飛び込み営業と顧客からの紹介営業で商品を販売していました。

「13年間演技の勉強中」

設立以降、映画を2,000本以上観たりして演技を勉強中です。制作会社さんからのアドバイス、著名指導者の演技論、行動心理学なども参考にしています。

ところで私が大阪出身だからかお笑いが大好きで、楽しい方が健康的で良いアイデアが浮かぶと思っています。映像資料の台本でさえ、本当は結末を暗くしたくないぐらいです。大学時代はテニススクールのコーチをしていましたが、初心者にはテニスの楽しさを、上級者には勝つ喜びを味わってもらう指導を心がけていました。

私は生え抜きの人気俳優を作る為に事務所を運営しています。年々それが実現できそうなお仕事が増えている為、あと一歩だと感じますが、早く実現する為に私自身がもっと努力しなければと必死です。

 

■案件は多いの?

お仕事は映画 ドラマ 企業映像 CM 舞台など。中学生が対象の案件はまだ少ないですが、それ以外はキャスト案件が毎月何十件かありますので、それなりです。尚、当社がエキストラを扱えば桁違いの数になります。ちなみに当社は事務所の許可なく事務所以外の案件に自由に応募できます。つまりフリーの仕事を続けながら所属できる為、チャンスが増えます。そしてフリーでは声がかかりにくい大きな案件を得ることができます。

 

■俳優以外の活動もできるの? 

トーク番組などにも出演してほしいです。志水正義は俳優の実績で「秘密のケンミンSHOW」に謎のマスターとしてレギュラー出演しましたし、当社にはラジオのパーソナリティーを務めた俳優も数名います。そして中学生のミユちゃんは今年11月、東京2025デフリンピックの開閉会式にステージパフォーとして出演します。これは4年に1度の五輪イベント。2023年から目標にしていたので感慨深いです。

 

■大和プロの弱みは?

人気俳優がいない為、所属先を探す方からの安心感が足りないはずです。当社には少し知名度がある志水正義というベテラン俳優がいましたが、2018年に大病を患い他界いたしました。当時志水は大きなドラマに関わっている際中で、そのドラマキッカケで飛躍できだだけに・・・

ところで当社には連ドラのレギュラー出演案件や大手映画のメインキャスト案件の書類選考に通過し、面接まで進んだ男女がいますので、人気俳優への道は近づきつつあると思っています。2024年頃からそういうチャンスが増えています。課題は1テイク目の演技。レギュラー俳優さん達は1テイク目から素晴らしい演技をしますので、そこでプロデューサーさんや監督さんに認めてもらえる力を付けようと強化中です。

尚、当社の佐藤誠純(2016年所属)が、2020年に警察官カレンダーモデルと一日通信指令室長、そして2023年には一日警察署長を務めましたが、これらのお仕事は社会的にとても意義があり名誉だと思っています。どれも地域にゆかりのある歌手や芸人さんなどを含めた幅広いジャンルの中から一年に一人しか選ばれないお仕事です。

女優・俳優オーディションと最新の業界情報を掲載
中学生のミユちゃん

大和プロ Q & A 後半

■大和プロの強みは?

他社事務所と比較して感じたことを記載します。

「俳優の宣伝・SEO対策」

どこの事務所も自社の宣伝はしますが、当社は俳優の宣伝にも力を入れており、SEO対策もその1つです。所属者ほぼ全員が何かしらのキーワード検索で、上位10番目ぐらいに表示される当社のような事務所は珍しいと思います。これは2024年夏頃からです。

 

「映像資料」

演技指導に力を入れる事務所は多いでしょうが、それ以上に労力のかかる映像資料作りまで力を入れる事務所は少ないと思います。これは2012年設立当時からです。

 

 「案件内容」

当社の案件は映画 ドラマ 企業映像 CMなどの映像作品が中心で毎月何十件かありますが、その案件の99%がセリフ付きの役です。これは年々そうなっています。

 

「制約が少ない」

当社は所属者に対して制約が少ないと思います。これは年々制約を減らしています。事務所によっては所属契約期間中は違約金を払わないと他社に移籍できないとか、退所後何か月か経過するまで他社に所属できないといった規定があるそうですが、当社にそういう規定はありません。また前述したように事務所以外の案件に自由に応募できます。ただしコンプライアンスに関しては所属者に徹底していただきます。例えば反社会的勢力との付き合いを禁止、制作会社の機密情報の厳守などです。コンプライアンスのことは契約書にも記載しています。

 

「大和プロはなぜ制約が少ないの?」

もしも私が所属者側の立場であれば制約は少ない方が有難い為、そうしています。尚、厚生労働省や公正取引委員会が芸能界に対して努力していただいている為、いずれは制約の少ない時代が来る気がします。

 

「HPの編集」

俳優を担当するマネージャーとHP作業者が違えばタイムラグが出ますが、当社は私がHPの更新作業をする為、所属者が望む内容を素早く掲載できます。これは2012年設立当時からです。ちなみにHPの更新作業を業者にお願いする事務所は外注費が発生する為、更新内容や頻度を吟味するかもしれません。ところで当社のHPは、このページと応募方法説明ページだけは所属先を探す方を意識していますが、それ以外のページは制作会社さんへの宣伝を意識しています。事務所によっては所属オーディションやレッスンのPRに重きをおくかもしれませんが、当社は所属者の出演に繋がるHPを目指しています。

 

■大和プロの所属オーディション合格後の流れは?

応募者と当社双方の合意があれば契約を交わします。当社には研修生という待遇がない為、全員即戦力として所属契約を交わします。契約書にはギャラの支払日などを記載しています。

 

■契約後の流れは?

宣材内容について打合せをします。映像資料の準備もそう。そして契約の3週間後にはHPに掲載。宣伝や案件情報もそのタイミングの為、すぐに活動できます。

 

■所属定員は?

現時点では定員数を決めておりませんが、俳優の宣伝や映像資料の撮影などを私が担当しますので、そんなに多くはできないと思っています。

 

■所属の際に費用は必要?

前述した業界情報比較編コーナーで費用が必要な事務所と不要な事務所の違いを説明しましたように、有名事務所でも倒産廃業する時代で、演技レッスン・映像資料作り・俳優の宣伝のどれかに力を入れる事務所は特に労力や経費がかかり、当社は大手のような体力がないにも関わらず力を入れる事務所の為、大変恐縮ですが初期費用(分割可)だけお願いしています。金額や出演に応じて支払うギャラ配分率は他社と過度な競争を避ける為に公開は控え、面談時にお伝えしています。ちなみにレッスン代として毎年数十万円を俳優からいただく事務所や毎月管理費をいただく事務所もあるでしょうが、私は毎月毎年といった継続的な負担は退所に繋がりやすいと思い、初期だけにしています。当社の所属者は事務所案件以外の案件に応募できますが、当然ながらその出演に対する手数料を事務所は頂戴しておりません。また所属契約期間は1年単位の自動更新ですが、更新費用も不要です。できる限り所属者の負担を減らしてチャンスが増える努力をしていますので、ご理解いただけますと幸いです。

尚、応募者側にも選ぶ権利がございますので、当社の所属オーディションに応募したとしても、当然ながら面談後に辞退することができます。

 

■大和プロの所属オーディション応募方法は?

オーディションの応募はメールでお願いしており、対象年齢など詳しくは下記のページに掲載しています。

★大和プロ オーディション応募方法はコチラ★

 

このページは以上です、有難うございます

応募方法ページをご覧いただけると幸いです